東京工業大学2017 裏・キャンパスツアー
明日は東工大のオープンキャンパス
東工大では明日、オープンキャンパスが開催されます。 www.titech.ac.jp
オープンキャンパスでは、(おそらく)キャンパス内を案内する企画があると思います。 そこで、通常のキャンパスツアーでは案内されないけどとっても興味深い東工大のスポットをここで紹介します。
この記事を参考にすることで明日のオープンキャンパスがより楽しくなれば幸福です。
裏・キャンパスツアー6選
東工大には紹介したいヘンなスポットがたくさんあります。 今回は6個に絞って、あまり知られてなさそうなスポットを紹介します。
紹介するスポットはすべて大岡山地区にあります。 ぜひキャンパスマップを参照しながら 紹介するスポットを見つけてみてください。
謎の構造物
東工大には謎の構造物で満ちています。 その一部をここで紹介します。
他にも現地で探してみると面白いですよ!
西8号館のエンチュケィ!*1
東工大の歪な構造物と聞いてまず思い浮かべるのがこの”かまぼこ”ではないでしょうか?
この歪な建物は百年記念館と呼ばれ、東工大の歴史資料館や談笑スペースを備えています。 www.titech.ac.jp
それとも、まるで”チーズケーキ”のような形をしている建物、東工大附属図書館学習スペースを思い浮かべるでしょうか? www.titech.ac.jp
実は、あまり知られていない歪な構造物が西地区に存在します。 これです:
まるで管制塔のよう。実はコレ、”展望台”なんです。
この展望台は西8号館W棟のてっぺんにあり、ウワサによると東京と神奈川を360°見渡すことができるとか。
しかし、常時ここは閉鎖されているのです。
いつ、誰が展望台に入室できるのか。それは東工大の大きな謎の一つです。
旧図書館跡地
2011年まで、正門を入ってすぐのところに図書館がありました。 *2
これを取り壊し、新しい図書館として建設したのがチーズケーキです。
そして、私が入学してからずっと更地になっているのがその旧図書館跡地です。
計画によると、デジタル・アーカイブ棟というものができる予定らしい。 しかし、一体いつになったら建設工事が始まるのだろう? 多分、私が在学している間には始まらないでしょう……。
もし東工大に入学したら、卒業までにこの建物が完成するかを観察すると面白いと思います。
パラボラアンテナと謎の壁
変な構造物で忘れてはならないのが、西6号館に隣接するパラボラアンテナと謎の壁です。
パラボラアンテナは何年もの間つかわれた形跡がありません。 かつて研究で利用されていたのでしょうか?何のため?
このパラボラアンテナ、西6号館の教室からその圧倒的な存在を否応なく感じさせられます。
気になる……。
もっと謎なのは、その隣りにある扉つきの壁です。
何のために設置されているのか?なぜ扉がついているのか? 私が在学してる間に解明されることはおそらくないでしょう……。
自然
東京工業大学には”工業”の二文字がありますが、自然も感じることができます。
すずかけキャンパスの方がより自然の豊かさを感じられるのですが、 大岡山キャンパスでもそれを感じられることをここで紹介します。
東工大にも池はある
大岡山地区では、ちょっと意識しないと分からない場所に池が存在します。 池は
- 事務局1・2号館横
- 北地区
の2箇所に存在します。
事務局横の池はキレイで、鯉や金魚がたくさん泳いでます。
一方、北地区の池は濁っていて何がいるのか分かりません。 もしかしたらすごいのが生息しているかも!?
養生中の芝生
南4号館と東1号館の間にサバンナを感じさせる空間があります。 そのすぐ近くにセブンイレブンがあるので、それを便りに訪れてみてください。
セミの脱皮
チーズケーキ正面から本館まで一直線につづくウッドデッキは 学内随一の花見スポットとして知られています。
実は、ウッドデッキはセミの脱皮スポットでもあるのです。
この時期、夜になると桜のうわっている地面からセミの幼虫が顔を出し、 ウッドデッキのベンチで羽化を試みるのです。
セミの羽化を初めて観察したのはこのウッドデッキでした。 それまでは、小学校の夏休みの自由研究で同級生が模造紙にまとめていた写真でしか見たことがなかったです。 だから生で見たときは、大学院生ながらとても興奮しました。
東工大では生命の神秘も学ぶことができるのです。