【運用8日目】したろう配列ver4.0にDvorakJPを導入してみた
Dvorak配列に慣れたっぽい
Dvorak配列を導入してから8日目となりました。
なんだか慣れたっぽいので慣れるまでの過程を簡単に書いてみた。
〜3日目:つらい
導入してから毎日、ことねね様のTypexとe-typingの英語タイピングで練習してました。
まずはキーボードを見ずにタイプすることに努めました。しかしなかなか辛い。従来は
文字を打とう→キーを叩く
で済んでいたキータイプ。それがDvorak配列に変更したことで
文字を打とう→キー配列を頭の中に思い起こす→キーを叩く
と考える動作が間に挟まったためにストレスフルなタイピングを強いられてしまう。まるで英語を習いたての頃、英文を一語一句頭の中に訳して読んでいるような感じ。パスワードやメールアドレスの入力が地獄。
〜5日目:QWERTY配列の幻影と戦う
考える動作が少なくなったのだが、油断するとQWERTY配列として指が動いてしまう。特に疲れている時、Dvorak配列であると意識してない時に指が勝手にQWERTY配列として動く。体に染み付いた癖はなかなか取れないことに少し感心しました。
DvorakJPの導入
一応考える動作を介することなくタイピングができるようになったので、日本語のタイプにメスを入れました。
本来英語のタイプに最適化されたDvorak配列ですが、日本語に対しても最適にしようと様々な試みがなされています。今回導入したDvorakJPもその一つです。DvorakJPの特徴は
- か行はCキーでタイプする
- 拗音はHキーとNキーをコンビネーションキーとして使う
- 二重母音拡張と撥音拡張
です。詳しくはDvorakJPの通りです。特に、か行をCキーでタイプするように変更するだけで劇的に日本語タイプが向上します。
導入方法
注意:以下に述べる導入方法は次の環境のみ確認しています。
環境:Linux mint 17
IME:Mozc
Mozcはローマ字のテーブルを自分でいじることができるそうなので自分でいじってみました。
まず、 Mozcツール->設定からMozcプロパティを開きます。
Mozcプロパティのローマ字テーブル横の編集...をクリックします。するとMozcローマ字テーブル設定が開きます。
後は直接ローマ字テーブルをいじってMozcプロパティの適用をクリックすれば変更が反映されます。
また、Mozcローマ字テーブル設定の編集からエクスポートをクリックすると現在のローマ字テーブルをtxtファイルとして出力できます。
ほかにも、インポートをクリックするとローマ字テーブルの書かれたtxtファイルを現在のローマ字テーブルとして取り込むことができます。
私はMozcローマ字テーブルをtxtファイルとして出力した後、csvファイルに変換して表計算ソフトで編集しました。
DvorakJPを少しアレンジ
"pp"を二重母音「uu」に
どうやらDvorakJPが新バージョンに改訂された際に削除されたようです。ですが"pp"を「っ」とすれば全く問題ないように感じます。というわけで自分で勝手に復刻しました。
ぱ行、や行の互換打ち
Dvorak配列と同じく日本語を円滑にタイプしようと考えられたものにACT09があります。詳細はACT09総合解説書などを参照してください。ACT09の特徴の一つに「ぱ行、や行の互換打ち」があります。これを導入するとぱ行、や行の時にもアルペジオ打鍵が実現されます。
課題はたくさん
日本語タイプはこれでかなり改善されました。一方で記号キーが残っています。これらも改善していきたいと思います。