NchMOS-FETだけでNANDを作った!
FETを完全に理解する必要性
今日、物理学実験でCMOSロジックとTTLの違いを実験しました。気になるのがそのICの中身。どうやらMOSFETを完全に理解しないといけないらしい・・・。
という訳でたまたま持っていたNchMOS-FETで色々実験してみました。やっぱり実際に動かすのが学習効率いいですよね!
MOS-FETってなんだっけ?
詳しい仕組みは本やGoogle先生に聞きました。ポイントはゲートが皮膜で絶縁されていること、ゲートに電圧をかけることでドレインとソースがつながること、でしょうか。つまり、NchMOS-FETはゲート電圧を使ったスイッチってことですね。ゲート電圧が加わっているとスイッチがON、ゲート電圧が加わっていないとスイッチがOFF。
MOS-FETでNOT
NchMOS-FETでNOTを作るにはこうすればいいらしい。
二つだけでできるんですね!簡単だ!
↑実際に動かした様子。左のLEDが入力、右のLEDが出力です。ちゃんと反転してますよね。
NANDはNANDeもつくるれるって部長が
NchMOS-FETを使ったNANDはこう作ればいいらしい。
なんとNANDはNOTとほとんど同じ!簡単ですね!
↑左二つのLEDがそれぞれ入力A,Bを表しています。右のLEDは出力を表しています。これはA=B=0という入力に対してX=1になっていますね。
↑A=1,B=0という入力に対してX=1になっていますね。
↑A=0,B=1という入力に対してX=1になっていますね。
↑おお!A=B=1という入力に対してX=0になってますね!
写真より分かるかと思いますが、両方の入力が1のときだけ出力が0になってます。これぞNANDですね!
実験より、MOS-FETだけでちゃんと論理回路ができました。やったね!
└(՞ةڼ◔)」<NANDはMOS-FETでもつくれるのかァ~!