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幸福の物理

みんなに物理と工作と幸福をお届けするのだァ~!

理科年表をレビューしてたら丸善出版から連絡が来た!

理科年表

└(՞ةڼ◔)」<やっほォ〜!したろうだよォ〜!

すべては一件のレビュー記事から

去年、私は平成29年度版理科年表のレビューを書いた。
shitaro-happy-physics.hatenablog.jp

いつもならここで終わり。

ところがある日……
f:id:shitaro2012:20170206231325p:plain

なんと、丸善出版からコメントが!?

まさか理科年表の生みの親から接触してきただなんて……
突然の出来事に震えの止まらない私は
丸善出版から送り込まれた刺客と大岡山で会うことになったのだ。

ランドマークとしての理科年表

突然の吉報に気が動転した私は、あろうことか
待ち合わせ場所でしたろうを特定できる情報を相手に伝え忘れてしまったのだ!

しかし、これは杞憂に終わった。
そう、理科年表を片手に持つことで特定されることに成功したのだ!

f:id:shitaro2012:20170217004251j:plain
↑こんな格好で大岡山駅改札口前に立っていたらすぐに気づいてもらえたのだ。

理科年表は待ち合わせの目印としても使えるという知見を
ここで初めて得ることができたのだった。

丸善出版からうれしいプレゼント

丸善出版の方からなんとプレゼントを頂いた
特に嬉しかったのは、この2016年版理科年表の購入特典だ。

f:id:shitaro2012:20170217005646j:plain ↑写真中央にあるものが頂いた購入特典。初代理科年表の外見をしたメモ帳である。

なぜなら、この購入特典をちょうど持っていなかったからだ。

shitaro-happy-physics.hatenablog.jp ↑当時のレビュー記事で購入特典について触れていないのがその証左となっている。

私は大学に入学してから毎年欠かさず理科年表を発売日に購入している。
発売日当日、生協に入荷された理科年表はまだダンボールから取り出してる最中であることがしばしばあった。
一昨年は運悪く、私が買ったときにはまだ購入特典を箱から出す作業が終わっていなかったのだ。
そのため、一昨年は購入特典をもらいそびれた*1というワケ。

理科年表をもう一冊買おうか苦悩して結局あきらめた特典を
なんとこんな形で手に入れることができたのだ。
その幸福たるや筆舌に尽くしがたい。

したろうだけが知っていた理科年表テク

前々から気になっていた、理科年表に関する"あるテクニック"を出版社の方々に伺った。
すると、誰も"あるテクニック"を知らなかったと答えたのだ。
その"あるテクニック"とは、
周期表を素早く引くテクニックだ!

誰でも簡単に理科年表にある周期表のページを開くことができるこのテクは、
元素記号を言い当てる遊びが流行した高校時代に私が偶然発見したものである。

やり方はとっても簡単。
理科年表の物理/化学部に対応するつめかけ*2の右端のページを開くだけ。

f:id:shitaro2012:20170217030916p:plain ↑上から4番目にあるつめかけが物理/化学部に対応するつめかけである。

f:id:shitaro2012:20170217031506j:plain ↑「物」と書かれたつめかけの付いていない最初のページは周期表である。だから「物」つめかけの右端(=「物」つめかけがつかなくなる最初のページ)を開くと、ちょうど周期表を開けるのだ。

出版社の方曰く、これは全くの偶然であるとのこと。
理科年表のつめかけは部門別ページ先頭15ページにつける決まりがあるという。
そして、物理/化学部の16ページ目にたまたま周期表が存在していた。
そう、これらの条件が偶然そろったことでこのテクニックが生まれたのだ。

注意:このテクニックは平成26年度版まで

平成26年度版までは上記のテクニックが通用した。
しかし、平成27年度版以降の理科年表には次のようにテクニックを修正する必要がある。
理科年表の物理/化学部に対応するつめかけの右端+1ページ目を開く

これは、平成26年度以降、物理/化学部冒頭のページが増えたからである*3

これから単位や標準器が改定されたりすると、ますますこのテクニックが使えなくなりそうだ。
ただ、単位や標準器は頻繁に変わるものではないから、しばらくは大丈夫……だと思う。

表紙のデザインは4年周期

理科年表を毎年買っても飽きのこない理由の一つに、毎年変わる理科年表の表紙がある。
この表紙の変化は主にデザインの変化と色の変化に分けることができる。

ところで、理科年表のデザイン変化は4年周期であることを知っているだろうか?

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↑確かに4年周期でデザインが変化していることが見て取れる。

出版社の方曰く、4年毎にデザイナーに依頼していて、
その際に配色、文字のレイアウトやフォントなど様々な部分に注意しているとのこと。
なるほど、例えば自分の気に入ったデザインの理科年表を1冊決めて携帯する*4という楽しみ方もあるってことだ!

来年はちょうど表紙のデザインが変化する年。
来年11月末に発売されるであろう2019年度版理科年表の表紙がどうなるのか、
とてもとても楽しみである。

来年度版の"色"を大胆予想

しまった、出版社の方に「理科年表の色には法則性があるのですか?」と質問するのを忘れていた……。

ならば推理してみよう。
まずは研究の定石《分類をしてみる。
手元にある9冊の理科年表を表紙の色に注目して分類すると、
次の図のように分けられる。 f:id:shitaro2012:20170217015152p:plain 分類した結果、理科年表の色には赤、オレンジ、緑、青、紫の5色だけが使われていると考えられる。

次に、研究の定石《時系列に並べてみる。
その結果が次の図である。
f:id:shitaro2012:20170217025751p:plain

お分かりいただけただろうか?
平成22年~平成24年平成27年平成29年との間に、
全く同じ色の推移が存在することが分かる。

最後に、研究の定石《類推をしてみる。
f:id:shitaro2012:20170217024549p:plain つまり、来年度の理科年表の色は紫色であると予想する!

なるほど、このように理科年表には表紙の色を予想するという楽しみ方もあるのか!
むしろ表紙の色の周期性を聞かなくてよかったのかもしれない。
でもやっぱり気になる……。またお会いすることができたら聞こう……。

ダイレクトマーケティング

理科年表には秘められた魅力が多くそして深く存在すると思っている。
だからきっと人によって理科年表の違った楽しみ方があるハズ。

例として、理科年表をドキュメンタリーとして楽しむ方法を紹介する。
あなたは理科年表を読むことでこんな単純な疑問を持ったとしよう。
「この定数いつ使うんだ?」
「どうやってこんな高い精度で測ったんだ?」
このとき、思考を一歩進めることで
「なんでこんな定数にこだわっていたのか?」
とか
「測定した研究者たちがどれほどこの定数に生涯を捧げたのか?」
といった疑問に昇華する。
この瞬間、あなたはただの数字の羅列から数々の研究者たちの努力や苦悩を色鮮やかに想像することができるのだ!

もし理科年表を持っていないならぜひ買ってほしい
そして理科年表の魅力を一緒に語り合おうではないか!

謝辞

丸善出版様、本当にありがとうございました!
私のブログを読んでくださり、そしてお話に来ていただいたことはこの上ない幸福です。

特にアツかったのは、理科年表に関する長年の疑問を直接ぶつけることができたことです。
中学2年生のときに初めて存在を知り、高校1年生で初めて買ったときから
現在にいたるまで蓄積された数々の疑問を解決できたのですから。

いつか理科年表に私の研究を載せてやります。
そのときにはよろしくお願いいたします。

└(՞ةڼ◔)」<幸福だァ〜!

*1:購入した翌日、理科年表の棚の隣に購入特典のメモ帳が並んでいて、そこで自分は特典をもらいそびれたことが分かった。とても悲しかった。

*2:電話帳や辞書にある、「あかさたな…」が階段状に並んでいるあの部分の名称が「つめかけ」であるって知ってましたか?私は丸善出版の方とお話するまで全く知りませんでした。個人的には「パンの袋を閉じるヤツ」と同じタイプの問題であるように感じました。

*3:増えたページとは「単位・標準器の変遷」である(平成27年度版理科年表レビュー参照)。

*4:私は平成23~26年版理科年表のデザインが好きです。ツートンカラー、いいよね。ところで平成26年版理科年表の配色ってキムワイプに似ているような……。